中教審,教科書のあり方について答申[文]1983.6.30
中教審,教科書のあり方について答申[文]1983.6.30
この答申は,(1)検定の過程については公開せず,結果について必要に応じて論点を示すこと,(2)採択については,都道府県教委による選定や採択地区を広域化させること,などである.答申は教科書のいっそうの画一化を招くとして日教組や市民団体などから批判を受けた.これにもとづく教科書法案国会提出は,臨教審答申待ちとなった.〔参〕山住正己《教科書問題とは何か》1983.同《〈教育〉の同時代史》1984.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。