英,緑書〈労働組合における民主主義〉[国]1983.1.11
英,緑書〈労働組合における民主主義〉[国]1983.1.11
サッチャー政権は1980年雇用法,’82年雇用法に続く労使関係制度改革として,労働組合の運営についての法的規範を定めることを意図し,その構想を盛り込んだ協議文書(グリーン・ペーパー)を発表し,広く意見をもとめた.その骨子は役員選挙についての秘密投票の義務づけ,ストライキ投票の法制化,組合資金の政治目的利用の規制などであったが,組合自治への内部干渉の性格が強く,労働党や労働組合は強く反発した.〔参〕栗田健編著《現代イギリスの経済と労働》1985.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。