第2臨調第2次答申[政]1982.2.10
第2臨調第2次答申[政]1982.2.10
緊急提言に続く第2弾として出された第2臨調の答申〈行政改革に関する第2次答申-許認可等の整理・合理化〉のこと.この答申では,(1)新車にかぎり車検期間を現在の2年から3年に延長する,(2)運転免許証の交付,更新について日曜窓口を開設する,(3)パスポートの代理人申請を認める,(4)データ通信を自由化するなど,24項目の許認可事務の整理簡素化が打ち出された.これにもとづいて3月19日の閣議で,355の法律を改正または廃止するための行政事務簡素合理化法案が決定され,7月9日に可決・成立,7月23日に公布された.〔参〕神原勝《転換期の政治過程――臨調の軌跡とその機能》1986.⇒1981[政]3.16,1982[政]5.31,1982[政]7.30.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。