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ギリシア,パパンドレウ政権[国]1981.10.18

ギリシア,パパンドレウ政権[国]1981.10.18

   ギリシアでは1977年11月以来新民主主義党のカラマンリス政権が,親西欧政策を推進していたが,この日の総選挙で野党の全ギリシア社会運動が単独過半数の議席を占めて勝利し,10月21日,党首パパンドレウが首相に就任,初の社会主義政権を樹立した.文化相には,〈日曜はだめよ〉で良く知られている映画女優のメリナ・メルクーリが就任して話題をまいた.同政権は,産業の〈社会有化〉・独占規制の強化・物価スライド制による賃上げ等の国内改革路線,NATO脱退などの積極的非同盟路線を打ち出したものの,現実には穏健な改革政策をとった.〔参〕《世界年鑑・1982年版》.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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