法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   総評3顧問労働戦線統一に関する要望書[労]1981.8.21

総評3顧問労働戦線統一に関する要望書[労]1981.8.21

総評3顧問労働戦線統一に関する要望書[労]1981.8.21

   統一推進会の〈基本構想〉について総評指導部は1981年6月に補強5項目見解をつけて賛同する方向をとったが,7月の総評定期大会は絶対反対の統一労組懇修正案が出て継続審議となった.太田薫・市川誠・岩井章の総評3顧問は8月〈労戦統一に関する要望書〉を槇枝議長にあて提出したが,その内容は(1)〈基本構想〉は日本の労働運動にとって危険なもの,(2)総評は補強5項目を厳守し行革と闘い右翼的潮流を切りかえせ,という趣旨であった.もともと〈基本構想〉賛成を前提とした補強5項目を反対に結びつけた総評主流左派独自の論法であるが,3顧問の反対表明の影響は大きかった.〔参〕滝逸郎《労働組合情報》1984.⇒1981[労]6.19,1982[労]6.14,1983[労]3.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ