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ライシャワー発言[政]1981.5.17

ライシャワー発言[政]1981.5.17

   元駐日米大使エドウィン・ライシャワー・ハーバード大学教授は,毎日新聞記者との電話インタビューで,核兵器搭載の米艦艇が日本に寄港したことがあり,核艦船の寄港や通過については日米両政府とも了解済みである,と発言した.この発言は,事前協議制と非核3原則を理由に核持ち込みの事実を否認してきた日本政府に大きな衝撃を与えたが,5月18日,政府・自民党は口頭了解の存在を否定する態度を再確認した.このライシャワー発言の背景には,日本政府に核持ち込みの事実を公式に認めさせようとする米政府の意向があったとされている.〔参〕古森義久《核は持ちこまれたか》1982.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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