ミッテラン大統領当選[国]1981.5.10
ミッテラン大統領当選[国]1981.5.10
1981年5月ミッテランは大統領選挙において大方の予想を裏切り,ジスカールデスタンを敗って勝利を収めた(51.8%対43.3%).ミッテランの勝因は,右翼(保守)陣営の足なみの乱れやジスカールの不人気もさることながら,200万人に迫らんとする失業に対して包括的かつ現実的な政策を提示しえたことにあった.社会党の共産党離れが,これを可能にした.〔参〕長部重康編《現代フランス経済論》1983.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。