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労戦統一の基本構想[労]1981.4.24

労戦統一の基本構想[労]1981.4.24

   ’80年代に入るとともに動きが具体化した労戦統一は,電機労連・自動車総連等の委員長・会長による労働戦線統一推進会を発足させた(’80年9月).統一推進会は,13回におよぶ討議の結果,〈民間先行による労働戦線統一の基本構想〉を確認,労働戦線統一準備会への参加を呼びかけた.〈基本構想〉は,石油ショックの乗り越えに果たした労働組合の役割を評価しつつ,政策制度要求のための戦線統一を呼びかけている.統一労組懇に対しては〈毅然として対応〉する方針を明示した.’82年12月に結成された全民労協は,統一推進会の〈基本構想〉を指導理念とした.〔参〕宮田義二《組合ざっくばらん》1982.太田薫・市川誠・岩井章ほか《日本労働運動再生への構想》1983.⇒1980[労]9.22,1981[労]2.4,1981[労]6.19.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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