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敦賀原発放射能もれ[文]1981.4.18

敦賀原発放射能もれ[文]1981.4.18

   この日,福井県の調査によって日本原子力発電会社敦賀発電所で一部排水路からの廃液を通じて高濃度の放射性物質が流出していることが判明した.この事実に驚いた通産省の立入り検査の結果,操作ミスによって放射性廃棄物処理タンクから廃液があふれたこと,この一部が床のひび割れから一般排水路に洩れたこと,この建物は工事に欠陥があったことなどの事実が相次いで発覚し,また数度に渡った事故のすべてが隠されていたことも明かるみに出た.その結果,発電所は,原子炉等規制法の適用によって,6月18日から12月17日まで半年間の運転停止を命令され,約100億円をかけて施設の改善が行われた・〔参〕柴野徹夫《原発のある風景》1983.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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