勤務地限定制度[経]1981.4.1
勤務地限定制度[経]1981.4.1
一般的に,従業員の希望によって勤務地を一定の地域に限定することができる制度をいう.長男長女社会の到来など従業員の地域定着志向の高まりに対応した人事制度として導入されたもの.特定の地域への勤務を選択した場合(勤務地限定社員),通勤範囲内での転勤はあるが,居住地を変更しなくてはならないような転勤はない.しかし勤務地限定社員は,全国社員に比べ給与や昇格などで格差がつけられることが一般的である.〔参〕労務事情1984年10月1日号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。