鈴木首相ASEAN歴訪[政]1981.1.8
鈴木首相ASEAN歴訪[政]1981.1.8
首相就任後初の外遊であり,’74年の田中首相,’77年の福田首相に次いで3回目にあたる.鈴木首相は1月19日,バンコクでの演説のなかで,(1)日本は軍事大国にならない,(2)日本の経済力を平和な国際環境づくりに役立てる,(3)農業振興・エネルギー開発・人づくり・中小企業育成の4つを柱として協力を強めるとして,アジアの安定のために日本が政治的役割を積極的に果たしていく決意を表明した.〔参〕小木曽功〈ASEANで背負う意外な大役――鈴木外交を評定する〉(エコノミスト1981年2月3日号).⇒1974.[政]1.7.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。