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光州蜂起[国]1980.5.18

光州蜂起[国]1980.5.18

   朴大統領射殺事件後,韓国では民主化の気運が活発に胎動していたが,5月17日,全斗煥(チョンドウホワン)ら軍内強硬派は金大中等反体制派や旧政治家を一斉逮捕し,実権をにぎって〈ソウルの春〉に終止符を打ち,5月18日これに抗議する韓国南部の大都市光州の学生デモに特戦団を投入して暴圧を加えた.学生・市民は郷土防衛軍の武器を奪取しバリケードを築いて強く反撃し,10日間にわたって光州市内を占拠,一般市民もこれに協力したが,5月27日早暁,完全武装の戒厳軍が市内に突入し,銃撃戦のすえこれを鎮圧した.死者は戒厳軍側発表でも174人,一説には2千人ともいわれた.〔参〕猪狩章編《光州80年5月》1980.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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