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80春闘[労]1980.4.9

80春闘[労]1980.4.9

   1979年総選挙の与野党伯仲,一定の景気回復下,前年実績を上回った春闘.労働4団体の賃上げ要求基準は1万3千円,8%と足並みが揃った.4月9日の金属労協回答は鉄鋼など前年を上回ったが,電機は最低賃上げ目標額に達せず,JC決戦参加以来初めて,’75年以来5年ぶりのストに入り注目された.16日からの私鉄・公労協など総がかり決戦では,私鉄連動を要求する公労協側に対し,公益委員が応じず,労働側委員が辞任する異常な事態となった.5月に事態は打開され仲裁に移行した.だが後に国鉄・郵政の裁定実施が久しぶりに問題化した.結果は労働省調べで,民間1万1679円,率も6.74%と前年を上回った.〔参〕《日本労働年鑑》51集.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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