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日ソ共産党共同声明[政]1979.12.15

日ソ共産党共同声明[政]1979.12.15

   日ソ両共産党は,志賀義雄グループ〈日本のこえ〉をソ連共産党が支持したことから断絶状態に陥り,以後15年間不正常な関係にあった.’79年に入ってから関係正常化に向けての動きが強まり,2月の予備会談でソ連側が〈志賀グループヘの支持は正しくなかった〉と発言したため,この動きはいっそう加速された.12月17日に開かれた宮本・ブレジネフ会談と12月24日に発表された〈共同声明〉によって,両党関係は正式に正常化されたが,〈声明〉の中では,ソ連側からの干渉の清算,分裂した民主運動の再統一,各国の党の自主独立性の尊重,民族自決権の擁護などが規定され,北方領土問題についても継続的に意見交換を行うことが確認された形となっていた.〔参〕《日本共産党の70年》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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