イラン米大使館占拠事件[国]1979.11.4
イラン米大使館占拠事件[国]1979.11.4
イラン革命政権は非同盟路線をとり反米的姿勢を強めていたが,パハレヴィー前国王の米国入りを契機に11月4日,学生グループがテヘランの米大使館を占拠,館員らを人質として監禁した.政府は米との協力協定破棄を決定,前国王の身柄引渡しを要求したのに対し,米政府は対イラン経済断交に踏み切った.国連の人質解放決議にもかかわらず事件は長期化し,’81年1月19日に両国が協定に調印し人質は解放された.〔参〕B.マクファデン他《イラン人質の444日》1981.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。