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大日本印刷事件判決[政]1979.7.20

大日本印刷事件判決[政]1979.7.20

   採用内定の法的性格について最高裁の判断が示された最初の事件である.最高裁は,新学卒者を卒業前に公募して採用内定するという典型的な内定の場合につき,就労始期付・解約権留保付労働契約の成立を認め,その取消は客観的に合理的と認められ社会通念上相当として是認することができるものに限定されると判示し,陰気な性格を理由とする本採用拒否を無効とした.〔参〕労働法律旬報983号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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