総連合(全国労働組合総連合)[労]1979.3.9
総連合(全国労働組合総連合)[労]1979.3.9
中立労連と新産別がつくったゆるやかな連合体.1977年に組織的提携の合意をし,’79年3月〈ゆるやか連合〉として総連合を発足させた.最初は〈将来の組織統合〉を目標にかかげたが,同年秋に削除して,総評と同盟を仲介する〈労働戦線統一の触媒〉の役割に専念するとしている.全国自労など一部の純中立組合が加盟したほか,労戦問題に積極的な電通労連と運輸労連もオブザーバー加盟した.’79年9月から総連合が総評と同盟との間のブリッジ方式の会談を行い統一推進会を発足させた.初代議長は竪山利文中立労連議長.全民労協発足後は,事実上活動を停止.〔参〕週刊労働ニュース1979.3.12.⇒1980[労]9.22.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。