週休２日制を考える会発足［労］１９７９．２．２６

   時短・週休２日制促進のための国民世論を形成するために，国民の生活のあり方を考え直す議論の場を設けたいとする国民春闘共闘会議・労働時間短縮共闘会議の計画に宝樹文彦（公労委委員）が共鳴し，学識経験者に呼びかけて設置されたもの．２月２６日の初会合では座長に大河内一男を選出し，週休２日制推進のために意見を自由に交換するという会議の性格などを検討した．会議は，１９７９年６月１５日に，労働を重視する日本人の意識改革などを訴えた〈週休２日制を早期に実現するために〉と題する提言を発表した．〔参〕週刊労働ニュース１９７９．３．１９，１９７９．７．２．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。