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労働運動統一懇設立の呼びかけ[労]1978.7.24

労働運動統一懇設立の呼びかけ[労]1978.7.24

   岩井章元総評事務局長を代表世話人とする〈労働運動統一懇談会準備会〉の名で1978年7月,〈反独占と反軍国主義の立場,階級的連帯とヒューマニズムの立場〉であれば〈思想・宗教・党派・組合の違いを問わず〉参加できる懇談会の設置のよびかけが発表された.これは全電通・全日通・全鉱・新産別・電機労連の〈労働社会問題研究センター〉が同年3月〈共産党と社会主義協会派にくみしない社会民主主義の立場〉を標榜して発足したのに対応するもので,社会党系労働組合運動内部の左右対立の表面化であった.この懇談会は実現しなかったが,のち労働戦線問題をめぐる総評3顧問の動きに引き継がれた.〔参〕週刊労働ニュース1978.8.7.⇒1978[労]3.18,1981[労]8.21.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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