伊方原発訴訟判決[政]1978.4.25
伊方原発訴訟判決[政]1978.4.25
愛媛県の伊方原子力発電所の原子炉設置許可処分は違法であるとして,周辺住民が国を被告として提起した訴訟に対し,松山地裁は,原子炉施設の安全性を認め,住民敗訴の判決を言渡した.全国各地の原子力発電所の安全性をめぐる訴訟では初の判決として注目された.住民側はこの判決を不服として4月30日に控訴したが,控訴審の高松高裁も,’84年12月14日に住民敗訴の判決を言渡した.〔参〕ジュリスト668号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。