78春闘[労]1978.4.13
78春闘[労]1978.4.13
景気低迷下,盛り上がりに欠け,民間で長期化した春闘.4月13日,金属労協への集中回答は不況の鉄鋼・造船と好況の自動車・電機とでは異なった額の回答となった.13日~14日の統一行動の後,25日からの第3波統一ストが最大のヤマ場となり,官民総がかりのストを展開.この中で私鉄・公労協が決まったが,民間の7割が5月に持ち越した.結果は労働省調べで,民間9218円と5ケタを割り,5.89%に落ち込んだ.〔参〕《日本労働年鑑》49集.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。