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米,ドル防衛のための特別声明[国]1977.12.21

米,ドル防衛のための特別声明[国]1977.12.21

   1974年恐慌の脱出策としてアメリカ政府は,金融緩和と刺激的財政政策をとり,カーター政権が成立する1977年頃までに,アメリカの景気はかなりの立ち直りを示した.だが財政赤字下での金融緩和策はインフレを導出し,ドルの価値減価も深刻なものとなった.このため,12月21日,アメリカはドル防衛のための特別声明を発表し,外国為替市場への介入,石油輸入の削減を明らかにした.〔参〕海外労働経済月報321号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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