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日韓ゆ着問題[政]1977.12.17

日韓ゆ着問題[政]1977.12.17

   三菱商事・丸紅・三井物産・日商岩井の日本商社連合が1973年に落札した総額272億円のソウル地下鉄プロジェクトの車両186両の輸出に際して,輸出価格を1両につき3千万円以上も水増しして,政治資金づくりに利用されたのではないかという疑惑.’76年6月にアメリカに亡命したKCIA元部長の金炯旭が,’77年2月,〈ソウル地下鉄の車両購入時に,朴政権と日本の親韓派に多額のリベートが渡った〉と発言し,日本側韓国ロビーの大物として岸元首相と椎名自民党前副総裁の名前をあげたのが発端である.この問題は’77年2月と12月に国会で取り上げられ,12月17日に行われた集中審議では,参考人として出席した商社側の代表は,リベートの支払いを初めて認めた.〔参〕〈特集・日韓疑惑を糾す〉(朝日ジャーナル1977.2.25).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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