社会党・飛鳥田新体制［政］１９７７．１２．１３

   １９７７年７月の第１１回参院選での敗北の責任を負って，成田知巳委員長と石橋政嗣書記長は辞意を表明した．党再建・改革をめぐって社会主義協会派と反協会派の抗争が続くなかで，成田らは９月，横浜市長・飛鳥田一雄を委員長にと工作したがまとまらなかった．しかし，１２月初め飛鳥田は〈全党員による委員長選挙〉を’７８年３月までに実施することを条件に就任を受諾し，１２月１４日の大会で委員長に選出された．〔参〕飯塚・宇治・羽原《結党４０年・日本社会党》１９８５．飛鳥田一雄《生きる　愛する　勝つ》１９７５．⇒１９８３［政］９．７．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。