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5党合意[政]1977.12.6

5党合意[政]1977.12.6

   82臨時国会で廃棄となった〈国鉄〉〈健保〉関連法案を,臨時国会を開いて成立させる合意が自民・社会・公明・民社・新自クの与・野党5党間で成立した.82臨時国会の閉会後2日目に83臨時国会が召集され,数日前に廃案となった前記2法が衆院で可決され,参院でも〈5党合意〉を理由に強行採決された.自民党の大平正芳の発想である〈部分連合〉策が効を奏した典型例となる.この結果,共産党を含む野党共闘は崩れ,社会党は保守・中道ブロックに接近していく.〔参〕高橋彦博〈保守党支配体制の危機と《部分連合》政策の展開〉(日本の科学者Vol.15.No.2.1980).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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