ソ連77年憲法[国]1977.10.7
ソ連77年憲法[国]1977.10.7
1977年5月のポドゴルヌイ最高会議幹部会議長失脚により単独指導体制を確立したブレジネフ政権は,6月4日に懸案の新憲法草案を公表,10月7日の最高会議臨時会期で採択,発効させた.新憲法は,ソ連をプロレタリア独裁から〈全人民国家〉へと成長・転化したとし,〈発達した社会主義社会〉と規定,国家目標を階級なき共産主義社会においたほか,市民の諸権利の充実・共産党の役割と地位の明確化・人民代議員の権限強化などを盛り込んでいる.〔参〕ノーボスチ通信社編《新ソ連憲法・資料集》1978.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。