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カネミ油症訴訟判決[政]1977.10.5

カネミ油症訴訟判決[政]1977.10.5

   食用油に混入したPCBを原因として1968年に西日本一帯に被害者(届出数1万2000人余)の発生したカネミ油症事件につき,福岡地裁は,被告カネミ倉庫と鐘淵化学らの責任を認める原告勝訴の判決を言渡した.その後,福岡地裁小倉支部と福岡高裁で5つの原告勝訴の判決が出た.’84年3月と’85年2月の判決は国の責任を認め,’87年6月に和解,18年ぶりに決着した.〔参〕法律時報56巻7号.⇒1973[文]6.11.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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