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墨田機械争議[労]1977.9.14

墨田機械争議[労]1977.9.14

   1972年12月の会社倒産以後,労組は同じ状況にある中小印刷製本メーカーの労働組合と共闘組織を結成して通産省の行政責任を追及し,自主生産をつづけ,労働組合の手によって新会社再建闘争を進めた.当時の印刷機械メーカーの倒産の主因は,貿易自由化や外国製機械の輸入と三菱重工の業界への進出にあるとして経営者と共同で通産省を追及した.争議は,都労委の斡旋により,’77年9月14日,通産省などの適切な措置,〈事業体の設置維持〉など組合側に有利な内答の〈確認書〉が作成され,解決に向かった.〔参〕永島盛次《通産省を告発する》1978.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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