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国労新潟大会〈民主的規制〉方針[労]1977.8.24

国労新潟大会〈民主的規制〉方針[労]1977.8.24

   国鉄再建の基本方向が経営縮小化であり,そこでの合理化はスクラップ型に質的変化をとげると見た国労は,この事態に対応する運動路線として〈民主的規制〉方針を新潟大会で書記長集約という形で確認した.方針は,民主的な総合交通政策を掲げて政府の交通政策の変更と国鉄経営施策への介入を行うための運動を構築するために,職場における合理化反対闘争の強化だけでなく,職場の自主的規律を確立し地域レベルにおける〈国鉄破壊〉に対して地域住民とともに阻止するため地域住民との共闘組織と運動をつくり出すとしている.この方針は翌年の高知大会で〈国鉄の民主化・政策闘争〉と名を変え,手直しされた.〔参〕《国鉄労働組合40年史》1986.⇒1976[労]2.5,1981[労]1.27.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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