77春闘[労]1977.4.13
77春闘[労]1977.4.13
不況と物価高のもと,実質賃金重視の傾向が強まった春闘であり,闘争前段では1兆円減税が実現した.4月13日,金属労協集中回答は,定昇こみ前年妥結額プラス千円基準の回答となった.11~16日,第4次集中行動が展開され,この年から団交重視の事後対処方式に切り替えた私鉄も16日に解決し,公労協・公務員共闘がその後に続いた.結果は労働省調べて,民間1万2536円,8.8%と率で前年と同じであった.〔参〕月刊労働問題1977年6~8月号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。