1兆円減税案[政]1977.2.28
1兆円減税案[政]1977.2.28
1977年度予算案の審議にむけ,総評を中心とする労働団体は1兆円減税を要求し,4野党に共闘を申し入れた.新自由クラブも参加して,全野党の共闘が実現した結果,(1)所得税減税は政府案の3530億円に3000億円を追加すること,(2)恩給,各種年金,児童扶養手当改善時期の2ヵ月繰り上げ628億円,という内容で合意に達した.この結果,減税規模は全体で7158億円となった.〔参〕《朝日年鑑》1978年版.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。