東電山本事件和解[労]1976.1.16
東電山本事件和解[労]1976.1.16
1963年10月,東京電力鶴見発電所の山本忠利が静岡県の水力発電所への配転を拒否し,解雇されたことによって生じた争議.同氏は異職種配転は労働契約違反,本人不同意配転は労働協約違反,会社の意図は〈当人の組合活動排除,思想差別〉であるとして提訴.職場と地域の〈守る会〉の支援で闘争は12年余り続いた.’76年1月16日,〈解雇撤回職場復帰〉の全面勝利で和解.同年10月,社員134人が引き続いて〈人権訴訟〉を開始した.〔参〕山本忠利《東京電力》1980.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。