フランコ総統死去[国]1975.11.20
フランコ総統死去[国]1975.11.20
スペインを36年間支配したフランコ総統は,静脈血栓により82歳で死去した.彼の死去により11月22日,ファン・カルロス1世が国王に即位し,王の下に民主化の方向へ向けて政治改革が実施されることになる.’76年1月28日,アリアス=ナバロ首相は包括的な政治改革案を発表し,国会を上・下両院制とし,政党・結社の自由を承認することなどを明らかにした.〔参〕中尾洋一《フランコ以後のスペイン》1979.⇒1977[国]2.18.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。