自治労第28回定期大会[労]1975.8.27
自治労第28回定期大会[労]1975.8.27
地方財政危機と自治体職員の人件費が問題化したことを背景として,共産党は3月22日,自治体職員の大多数は労働者であると同時に住民全体への奉仕を職務とするなどの宮本委員長談話を発表した.これに対して自治労中央および社会党は,全体の奉仕者論は自民党政府に手を貸すものと非難した.これを背景に自治労第28回大会では,自治体労働者論を中心に,政党支持問題などを含め,社会党系主流派と共産党系との間で激しい論争が展開された.〔参〕自治労1975.9.11・21合併号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。