経済白書[経]1975.8.8
経済白書[経]1975.8.8
1974年の日本経済は,〈狂乱物価〉にみまわれるとともに,戦後初のマイナス成長を記録した.’75年度《経済白書》はこの不況と〈総需要抑制策〉を分析しつつ,いわゆる〈安定経済〉へ移行するための諸施策を提示している.内容については,白書が不況下の個人の高貯蓄率を取り上げていること,また,それを個人の税・社会保険負担の増大化と結びつけていることが注目される.〔参〕エコノミスト1975年8月18日号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。