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国鉄春闘処分留保[社]1975.3.25

国鉄春闘処分留保[社]1975.3.25

   ’75春闘の3月27日第1波統一ストの直前,国鉄当局は’74春闘処分の発令を当面留保すると発表した.この留保は国鉄労使関係史上初めてであり,国労・動労ともこの処置を歓迎した.国鉄に続いて他の公社現業当局も処分先送りを決め,この結果3・27ストは中止された.しかし,5月31日に国鉄は’74春闘と’75春闘についての処分通告を行った.処分留保による〈統一ストつぶし〉は15%のガイドライン内に賃上げを押さえこむという政府・財界の意思貫徹に寄与した.〔参〕《国鉄労働組合40年史》1986.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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