IMFの金公定価格廃止[国]1975.1.10
IMFの金公定価格廃止[国]1975.1.10
1968年の金プール解体後,国際通貨制度において,一貫して金廃貨の傾向が存在した.’73年には,金の二重価格制も廃止され,金の公定価格は事実上有名無実化した.IMFでの金の公定価格廃止は,’75年1月におけるIMF暫定委員会で決定され,そこでは国際通貨制度での金の役割の縮小が目的とされた.これにより,金の公定価格の廃止が公式に確認された.〔参〕小野朝男《国際通貨体制》1976.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。