戦後初のマイナス成長[経]1974
戦後初のマイナス成長[経]1974
1973年末以来の石油危機と〈総需要抑制政策〉により,’74年の経済成長率は実質マイナス0.2%で,戦後初のマイナス成長を記録した.鉱工業生産は’73年11月から’75年2月まで20.6%低下した.この不況の特徴は〈狂乱物価〉とよばれる大幅な物価上昇をともなったことで,’74年に卸売物価は27.7%,消費者物価は24.5%上昇した.〔参〕中村隆英《昭和経済史》1986.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。