統一労組懇（統一戦線促進労働組合懇談会）［労］１９７４．１２．５

   １９７０年３月に組織された統一促進労働組合懇談会（統一促進懇）が’７４年１２月５日に改組したもの．’７９年以降，懇談会の性格は変えないものの運動体としての活動強化をはかった．大企業中心の労働戦線統一に反対し，〈階級的ナショナルセンターの確立〉をめざして活動した．１９８９年１１月２０日全労連結成を前に解散．構成組織は運輸一般，建設一般全日自労，国公労連，自交総連，日高教，日本医労協など２２単産と地方統一労組懇．’８９年現在の組織人員は公称１５０万人．機関誌《統一労組懇》．〔参〕統一労組懇《８０年代展望と統一労組懇》１９８１．⇒１９７０［労］１．１３，１９７６［労］１０．５．１９８８［労］８．１９，１９８９［労］１１．２０．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。