全国老地連(生活できる老後保障確立をめざす地域団体全国連絡会)[社]1974.11.10
全国老地連(生活できる老後保障確立をめざす地域団体全国連絡会)[社]1974.11.10
東京・埼玉・神奈川・千葉などの老後保障推進団体が中心となって結成され,(1)地域で生活する高齢者を主に組織する,(2)現在の高齢者問題を解決しつつ将来を展望する,(3)高齢者自身が運動の主体となる,ことなどを原則とし,年金,就労,医療,住居,交通,老人ホーム改善などの要求を政府や自治体におこなった.関東を中心とする組織化の背景には,都市化とそれにともなう高齢者の生活危機の拡大,組織活動経験者の存在,革新自治体による老人福祉の拡大などがあげられる.〔参〕《老後保障権利白書・1982年度版》.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。