ラロック証言[政]1974.10.6
ラロック証言[政]1974.10.6
ラロック米退役海軍少将は,9月10日米上院原子力合同委軍事利用分科委で,核装備した米艦船が日本に寄港する際,核兵器をそのつどおろすことはしないと証言し,10月6日米議会はこの証言を公表した.これに対して野党は,日本政府が従来堅持してきたはずの非核3原則のうち,〈持ち込まず〉の原則に違反するものとして相次ぎ抗議声明を発表.政治問題化したため,日本政府は米国政府との間で見解の統一を迫られるにいたった.〔参〕秦豊《紙礫の政治学》1984.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。