第10回参院選[政]1974.7.7
第10回参院選[政]1974.7.7
第10回参院選は,第1次オイルショックを機に広がった〈狂乱物価〉を背景に,政府の経済・物価政策を中心的な争点として実施された.選挙結果は,自民62,社会28,公明14,共産13,民社5,諸派1,無所属7であった.自民党は空前の〈金権選挙〉や〈企業ぐるみ選挙〉を展開したが,追加公認を入れても63議席にとどまり,非改選と合わせても127議席と,議席差7の〈保革伯仲〉に追い込まれた.〔参〕読売新聞社世論調査室編《選挙を徹底分析する》1975.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。