国土利用計画法[経]1974.5.27
国土利用計画法[経]1974.5.27
田中首相時代に列島改造のための法律として計画された国土総合開発法案をもとにしたこの法律は,土地規制と地価抑制に重点を置くかたちに変えたため自・社・公・民4党共同の議員立法という形で成立し,国会運営の面でも新例を開くことになった.主な内容は,土地利用基本計画の策定,都市・農業・森林・自然・公園・自然保全の5区域への色分けによる土地利用の大枠作り,土地取引の制限や遊休地の買い取りなどによる地価抑政策である.〔参〕〈特集・国土利用計画法と土地問題〉(ジュリスト564号).⇒1973[政]3.27,1975[経]5.16.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。