日本消費者連盟[社]1974.5.18
日本消費者連盟[社]1974.5.18
経済企画庁国民生活局参事官で農林省のエリート官僚だった竹内直一は,消費者運動の必要性を感じて1968年6月に退官し,’69年4月,日本消費者連盟創立委員会を設立し,6月には《消費レポート》を創刊した.’74年5月18日,男性参加の消費者運動団体として創立委員会の名称をはずして正式に発足.清涼飲料の不当表示追及,人工甘味料チクロの使用禁止,電器製品のヤミ再販,合成洗剤の有害性など,さまざまな問題をとりあげ,関係省庁に行政指導を求めたり,企業に直接抗議するなど,告発型消費者団体の性格の強い活動を展開した.〔参〕日本消費者連盟《草の根運動10年・上・下》1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。