海員組合の協約改定交渉[労]1974.4.10
海員組合の協約改定交渉[労]1974.4.10
1972年長期ストの成果に立って,海員組合は’73年11月の大会で海運政策の民主的転換と政党支持の自由の確認など新たな方針を打ち出した.’74年労働協約改定交渉では,経験年数を基準とした産業別基本給制と代償休暇を含む週休2日制など,大きな成果を上げた.他方,海運資本は日本船の国際競争力がなくなったとして,外国人船員の雇用や便宜置籍船増など〈海外進出〉に拍車をかけるようになった.〔参〕船員しんぶん1974年4月25日号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。