法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   吉野石膏争議[労]1974.3.16

吉野石膏争議[労]1974.3.16

吉野石膏争議[労]1974.3.16

   吉野石膏(800人)では,1973年6月20日,1年間の非公然活動ののち全国一般の組合が会社に組合結成(240人,当時)を通告すると同時に活発な組合活動を展開した.これに対し会社は,翌’74年3月,組合活動家12人に遠隔地配転を内示したが,組合は都労委に不当労働行為を申し立てた.しかし,会社の不当労働行為を認めた東京地労委命令(’75.12.16)とそれを維持した中労委命令(’77.12.21)についての会社取消訴訟に対し,中労委は緊急命令を申立てたが,東京地裁がこの申立てを却下した(’79.2.1).争議はこの地裁決定から後は,司法反動阻止・労委民主化闘争の色彩を帯びた.〔参〕倉持米一《長期不況下の労働争議》1983.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ