第1次石油危機[経]1973.10.23
第1次石油危機[経]1973.10.23
10月6日に勃発した第4次中東戦争を契機とするアラブ諸国の石油戦略によって,原油価格は一挙に暴騰した.このため,石油メジャー各社も相次いで大幅な原油値上げを日本の原油業界に通告した.日本はエネルギー消費量が世界第2位であり,中でも原油への依存性が高く,しかもその99.7%を輸入に頼っていたため,とりわけ大きな打撃を受け,高度経済成長政策の修正を迫られるにいたった.〔参〕並木信義編《検証石油危機の時代》1983.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。