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森永ヒ素ミルク民事訴訟[社]1973.4.10

森永ヒ素ミルク民事訴訟[社]1973.4.10

   〈森永ミルク中毒のこどもを守る会〉の被害児36人は,森永乳業と国を被告として損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に提起した.1969年10月,丸山博阪大教授が〈14年目の訪問〉を報告後,後遺症の補償要求運動が再燃,〈守る会〉は森永乳業との間で直接交渉を続けたが進展しなかったため,被害発生から18年を経て訴訟提起したもの.引き続き岡山・高松の各地裁にも提訴がなされた.’74年5月,大阪地裁の口頭弁論で被告側が謝罪したうえ,3地裁の原告55人全員を被害者と認めて救済対象とすることを確約したことから訴訟は取り下げられ,被害者の救済は〈ひかり協会〉の事業に委ねられた.〔参〕ジュリスト552号.⇒1955[文]6.下.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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