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スト権奪還スト[労]1973.2.10

スト権奪還スト[労]1973.2.10

   1972年11月に総評は春闘・マル生などでILOに提訴したが,これに対しジェンクスILO事務総長より仲介提案がなされ,政府,総評とも直接協議に同意した.協議は4回を重ねたが,政府がスト処分の救済をも拒否したため,組合側はILOに再提訴した.そして官公労各組合はスト権回復を要求し,統一ストを実行した.ストには公労協9組合,公務員共闘32組合が参加し,国労・動労・全逓・全電通は拠点半日ストを実施した.こうした運動とも相まって,長い間休眠状態にあった第3次公制審は答申のまとめを促がされた.〔参〕青木宗也ほか《スト権奪還の理論》1973.⇒1969[政]4.2,1973[政]4.25.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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