海員組合スト[労]1972.4.14
海員組合スト[労]1972.4.14
海運企業は高成長・高蓄積を遂げたが,船員の労働条件は低水準のままであった.1971年の労働協約仮調印の否決と組合3役の辞任,大幅賃上げと〈合理化〉反対の方針の確立をへて,海員組合は’72年〈賃上げ,人間性回復,合理化対策〉というスローガンを掲げて,92日,57港,1272隻参加の長期ストライキを行い,要求を実現した.〔参〕沼田稲次郎・笹木弘《海員争議と海員組合》1972.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。